環境.
例:ディスクトップPC4台、モニター4台、ノートPC1台、マウス、キーボード、PCスピーカーなど
何もしなければPC5台を使いこなすのは大変です。
その上スマホもあり使いたいデーターが散らばっていて、集めるだけでも一苦労です。
5台あってもそれぞれに独立しているので、ファイルの移動にUSBを使っている方も多いと思います。
最悪なのはメールを使ってファイルの移動を行うことです。
隣のPCにデータを移動するのにメールにファイルを添付して自分宛てにメールを送り、隣のPCでメーラーを開いて添付ファイルを取り込むなどよくやりがちです。
ホームネットワークを整備して複数台のPCを快適に使う方法をご紹介します。
「Windows11を使いやすいようにカスタムする」ぺーじを参考に初期設定を行います。
ホームネットワークの設定.
ネットワークの確認.
エクスプローラーを開きます。(エクスプローラーとはファイルなどのアイコンを表示するアプリです。)
タスクバーの「エクスプローラー」アイコンを右クリックします。
「エクスプローラー」をクリックします。
左側のスライダーを下に下げると「ネットワーク」のアイコンがありますので右クリックし、「スタートにピン留めします」をクリックします。
「スタート」をクリックします。
アイコンが作成されていますので、わかりやすい位置にドラッグアンドドロップします。
「ネットワーク」アイコンをクリックして開きます。
現在ネットワーク内で起動しているPCが表示されます。
初期設定.
各PCのコンピューター名、ユーザー名、パスワードを設定します。
コンピューター名は解りやすく、識別しやすいものに変更します。
ユーザー名、パスワードは共通のものをお勧めいたします。
コンピューター名の設定.
「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」→「このPCの名前を変更」をクリックします。
任意の名前を入力して「次へ」をクリックします。
「今すぐ再起動する」をクリックします。
ユーザー名、パスワードの設定.
「スタート」→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」をクリックします。
「スタート」→「コントロールパネル」→「アカウントの種類の変更」をクリックします。
変更するユーザーをクリックします。
「アカウント名の変更」をクリックします。
「新しいアカウント名」を入力して「名前の変更」をクリックします。
「パスワードの変更」をクリックします。
「現在のパスワード、新しいパスワード、パスワードのヒント」を入力して「パスワードの変更」をクリックします。
再起動すると変更されます。
ホームネットワークでフォルダを共有する..
先に作成した「共有フォルダ」をホームネットワークで共有設定します。
アイコンを右クリックして「プロパティ」をクリックします。
同様にしてドライブなども共有設定できますのでホームネットワーク内で自由にアクセスできます。
マウス、キーボードの共有設定.
複数台のPCを使う際にマウス、キーボードも複数個あると非常に使いにくいので共有して使います。
方法としては機械で共有、アプリで共有することができます。
機械で共有.
USB切り替え機を使います。
USB切り替え機は切り替えボタンでUSB接続を手動で切り替えます。
手軽に接続ができますがケーブルで接続しますので範囲が限られます。
アプリで共有.
各PCにアプリをインストールして使用します。
ホームネットワークに接続されているPC4台まで使用できます。
「Mouse Without Borders」を検索します。
「言語を選択する」→「ダウンロード」をクリックします。
インストールします。
「Next」をクリックします。
「I accept the terms of this apreement」(この同意書の条件に同意します)をクリックして選択し「Install」をクリックします。
「NO」をクリックします。
「Show text」をクリックし、メモ帳などに「Security Key」をコピーアンドペーストして共有ホルダーに保存します。
2台目のPCも同様にしてインストールして共有フォルダに保存してあるメモ帳を開いて「Security Key」にコピーアンドペーストして「Apply」をクリックします。
2台目のPCが認識されて表示が変わります。
アイコンをドラッグアンドドロップして位置を入れ替えるとマウスの移動順が変更できます。
3台目、4台目も同様にインストールし、設定します。
(使用しているアプリによってはマウス、キーボードが反応しない場合がありますので、USB切り替え機の併用をお勧めいたします。)
マルチモニターの設定.
モニターが4台ありますが独立していてファイルなどが編集しにくいため、メインPCをマルチモニター化します。
モニターが4台接続できるようにグラフィックボードを追加しモニターを接続します。
動画編集用なので安価でスペックの低いものを取り付けます。
VGAケーブルはアマゾンで安価に購入できます。
「ディスクトップ」の空白を右クリックします。
「ディスプレイ設定」をクリックします。
「検出」をクリックします。
接続されているモニターを表示します。
このようなレイアウトです。
モニター切り替えの設定.
複数台のPCをモニターに切り替え表示できるようにします。
方法としては機械で切り替え、アプリで切り替えすることができます。
機械で切り替え.
モニター切り替え機を使います。
モニター切り替え機は切り替えボタンでモニター接続を手動で切り替えます。
手軽に接続ができますがケーブルで接続しますので範囲が限られます。
アプリで切り替え.
マイクロソフト純正のリモートデスクトップを使用します。
「スタート」→「設定」→「システム」→「リモートデスクトップ」→「オフ」をクリックして「オン」にして「PC名」を記憶します。
「スタート」→「すべてのアプリ」→「Windowsツール」→「リモートデスクトップ接続」を右クリックして「タスクバーにピン留めする」をクリックします。
「リモートデスクトップ接続」を行う場合は「Mouse Without Borders」の接続は遮断しておきます。
「Mouse Without Borders」の設定画面を開いて選択解除して「Apply」をクリックすると接続は遮断されます。
「リモートデスクトップ接続」をクリックして「コンピューター」を選択して「接続」をクリックします。
「このコンピューターの接続について今後確認しない」をクリックして選択し「はい」をクリックします。
リモートデスクトップ接続ができました。
ドラッグアンドドロップはできませんがコピーアンドペーストはできます。
複数のPCの接続も可能です。
(使用しているアプリによってはマウス、キーボードが反応しない場合がありますので、モニター切り替え機の併用をお勧めいたします。)
さらに作業効率を上げるためにチャレンジタッチ3をアンドロイド化してサブモニターを追加しました。
チャレンジタッチ3(TAB-A04-BR3)をアンドロイド化する方法
このようなレイアウトです。
PCスピーカーを接続.
リモートデスクトップ接続を行うとオーディオも接続されるのでメインPCにスピーカーから出力されます。
USBオーディオ サウンドカードが安価で便利に使えますのでお勧めです。
スピーカーのボリューム調節、ミュートが手元でできるようになります。
ダイソーのUSBミニスピーカー(アンプ付き)を各PCに接続して使用しています。
イコライザーをインストール.
「FxSound」を検索します。
「FxSound」を開き「ダウンロード」をクリックし「インストール」をクリックします。
「FxSound」を開きます。
「メニュー」をクリックします。
「Settings」をクリックします。
「日本語」を選択します。
起動している場合の画面表示は「隠れているインジケーターを表示する」をクリックして開きます。
音質調整は「アイコン」をドラッグで動かして設定できます。
起動すると音質が良くなります。
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